電話の呼び出し音で海外旅行がバレない方法とは【実際にやってみた】
私は11月22日(金)から1週間、ミャンマー旅行に行っており、11月28日(木)の朝に帰国しました。
ミャンマー旅行のことは別途記事にできればと思いますが、今回は海外での国際通話についてです。
海外では携帯(スマホ)の電話呼び出し音が日本国内と変わるので、電話を掛けた側は相手が海外にいることがすぐにわかってしまいます。
本来わざわざ隠すようなことではないですが、事情があって海外にいることがバレたくない方もいるかと思います。
私の場合は、12月末に銀行を退職するため現在有給消化中で、未だ社員の立場です。
社内手続きの関係で人事から電話がある可能性が高かったのですが、完全に退職が済むまで、できる限り海外旅行がバレたくありませんでした。
そこで今回、海外にいることが電話呼び出し音等でバレないようにする方法を調べて実践しましたので、共有します。
きっと、同じような悩みをお持ちの方のお役に立てるかと思います
✔本記事の内容
1.具体的方法
今回の方法は、My050というIP電話アプリを使用します。
月額は無料で通話時のみ料金が発生します。
少し準備が必要だったので、順を追ってご説明しますね。
1-1.ブラステルカードを準備する(クレジットカード支払の場合なくても可)
ブラステルカードとは、国際電話を使用するためのプリペイドカードです。
このカードにお金をチャージすると、国際電話が使えるようになります。
コンビニのレジ等でチャージ可能です。
ブラステルカードは、コンビニ(特にファミリーマート)を中心に入手可能だということで、家の周辺のファミマを周り3件目で見つけることができました。
ファミポートの足元にこのような包装で置いてありました。
少なくとも都内のファミリーマートには、まだ残っているようです。
私は海外渡航前日にかなり焦って探していたのですが、なんと
クレジットカードでの支払い登録をする場合は、ブラステルカード無しでもチャージできたことが判明しました。(オンラインカードと呼ぶようです)
私は、クレジットカード払いにしていたので、必死にブラステルカードを探す必要はなかったのですね。
現金払いでカードにチャージする必要がある方のみ探すようにしましょう。
1-2.My050アプリをダウンロードし番号を入手する
「My050」を、以下公式サイトの説明に従いインストールし050番号を入手してください。
番号取得後は、アプリ内のマイアカウント→チャージのページにて、クレジットカード等でのチャージを行っておきましょう。
最低500円からチャージできますので、短期間の海外旅行であれば500~1,000円程度入れておけば問題ないかと思います。
1-3.電話の詳細(転送・ガイダンス削除)設定を行う
・電話の転送設定
あなたの普段使いの携帯番号にかかってきた電話を、即時先ほど入手した050番号に転送するように設定をします。
この時、転送までの時間を0秒にすることで海外用の呼び出し音を相手が聞くことなく050番号に転送されます。(圏外でも呼び出し音が続くだけの状態になります)
私はdocomoユーザーなので、docomoを例に方法をお伝えしますが、他のキャリアも設定方法がありますので、確認して行ってくださいね。
※2020年1月追記 au設定方法についても記載しましたがdocomo以外は未確認なので、確認結果等お教えいただけると非常に助かります。
【転送設定例】
【docomoの場合】
(転送開始)
*120*1*050番号(転送先番号)*0(呼出時間0~120秒)#TEL
(転送停止)
*120*1#TEL
【auの場合(iPhone6以降)】
(転送開始)
1424+050番号(転送先番号)TEL
※+は入力不要です
(転送停止)
1420TEL
docomoの場合は、呼び出し時間を0秒に設定することがポイントです。
・転送ガイダンスの削除
電話を転送する際、docomoは通常ガイダンスが流れてしまいますので無しに設定しておきましょう。
docomoの場合は、「このお電話を転送いたしますので、そのままお待ちください。」というガイダンスが流れます。怪しさ満点ですよね。
auについては、転送されたことが発信者にはわからないとの情報を確認していますが、直接確認された方からの情報もお待ちしています。
【ガイダンス設定例:docomoの場合】
始めに、1429TEL
その後以下の順に番号を押す
(ガイダンス無し)
2→0→#→#
(ガイダンス有に戻す)
2→1→#→#
これで海外でも050番号に自動で転送され相手には海外着信音が聞こえない状態になりました。
帰国後は、設定を外すことも忘れないようにしましょうね。
2.実際に使ってみた結果
私がミャンマーに滞在した1週間の間、想定していた通り会社の人事部から2回の電話がありましたが、海外にいるとバレることなく対応することができました。
その時の状況をお話しします。
2-1.海外滞在時のスマホ設定
日本を出る前、空港にて以下の設定を完了してから渡航しました。
・050番号への転送設定(1-3にて説明)
・転送ガイダンスの削除(1-3にて説明)
・機内モードに設定
0秒で050番号に転送されるようにしているので、「機内モード設定」は不要だったかと思いますが、万が一転送できないことが不安だったため、念のため海外旅行中は常に機内モードにしていました。
2-2.海外での着電時対応
「My050」アプリはインターネットが繋がっている環境でしか使えませんので、ポケットWi-Fiをレンタルするか、Wi-Fiスポットで使用することとなります。
インターネットに繋がっていない環境で電話を受けても、相手にはコール音が聞こえ続けるだけの状態となります。
Wi-Fiをつないだ際に、以下のような通知が出て着信したことを知らせてくれますので、050番号から折り返しをしましょう。
050の普段使いと違う番号から折り返すことになるので、注意しましょう。
私はスマホの調子が悪いので別の番号で折り返したと言い訳するつもりでしたが、なぜか会社の電話には番号が表示されなかったようで、不審にも思われませんでした。
私はWi-Fiがないところで電話を受けても通知が出ず、電話がかかってきたことがわからなくなるのではないかと、危惧していたので通知が出る機能は非常に助かりました。
2-3.注意点
使用して感じた注意点を記載します。
・Wi-Fi環境でしか着信の確認・発信ができない
・発信は050番号からとなる
・通話時は料金がかかる(事前チャージ要)→ミャンマーでは2分で18円程度
どうしても即座に電話を折り返さないといけないという方は、ポケットWi-Fiをレンタルするのが良いかと思います。
ポケットWifiは簡単にレンタルできて、帰国時に空港で返却が可能な「イモトのWiFi」がおすすめです。
早期の申し込みで割引が適用されますので、事前に申し込んでおきましょう。
公式サイトはこちら⇒海外用格安Wi-Fi<イモトのWiFi>
通話料金は、通常の国際通話と比較してもかなり割安だったので、むしろメリットかと思います。事前に500円はチャージしておきましょう。
3.まとめ
そのために 、以下が必要(現金チャージの場合は、ブラステルカードも要)
・「My050」アプリインストール
・海外通話時の使用料をチャージ(クレジットカード等で500円~可能)
・050番号への転送設定 (0秒で転送)
・転送ガイダンスの削除設定
・Wi-Fi環境(常時使用はポケットWi-Fiのレンタル要)
レンタルは空港での返却が簡単で料金も安いイモトのWiFiがおすすめです。
公式サイトはこちら⇒海外用格安Wi-Fi<イモトのWiFi>今回は海外にいることがバレないようにすることを目的に使用しましたが、通話料の面でもめちゃくちゃ優良なサービスでした。
しかも海外から日本のフリーダイヤルへ無料で通話もできるようです。
良く海外に行かれる方には非常におすすめです。