もしかしてADHD?〜私が社会人になってはじめてADHDを自覚した3つの理由〜
こんにちは、もってぃです。
ブログの題名にもしていますが、私は発達障害であるADHDとの診断を受けています。
ADHDというのは、「不注意」、「衝動性」、「多動性」のいずれかまたはいくつかの症状がみられる障害のことを言います。
私は「不注意」の症状が強く出ているとの診断を受けています。具体的には、忘れ物がとんでもなく多かったり、よく物を無くしたり、時間を守れなかったりといった症状が出ていました。銀行員としては致命的ですね笑
✔記事の内容
診断時期
私が診断を受けたのは社会人3年目の終わりの頃です。今から1年半くらい前のこととなります。社会人になるまでの私は自分がADHDだなんて全く思っていなかったですし、むしろ少し優秀な人間だと思っていました。(自意識過剰ですいません)
ただ社会に出て初めて、自分はどこかおかしいのではと思い始めて、病院に行きました。
その結果、ADHDであるとの診断を受けたのです。
今日は私の今までの経験から、社会に出て初めてADHDだと気づく人が多い3つの理由をお話ししたいと思います。
今は薬を飲んで幾分かマシになっていますので、過去形で記載させていただきます。
【理由①】起きようと思っても起きられないと気づく
社会人は朝が早いですよね。ADHDではない皆さんも朝はとても辛いと言う方もいると思いますが、私はこの朝が早い生活スタイルに適用できず、自分がおかしいのではと思い始めました。
ADHDの1つの特徴として、朝の目覚めの悪さがあると思っています。
朝方は頭がぼーっとして全く働かず、昼から夜になるにつれて覚醒していくんですね。
私の場合は眠いとかそんなレベルではなくて、全く動けないくらい頭がぼーっとしています。大学を卒業するまでは、自分の生活スタイルが悪いから朝起きれないんだと、社会に出て早く起きる必要に駆られたら自然と起きられるようになると思っていました。
しかし、そうではありませんでした。夜頑張って早く寝ても、翌朝どれだけ重要な会議があっても、朝動けないし、寝坊してしまうこともありました。毎日始業時間ぎりぎりに来る新入社員の私に対して、職場の人達はやる気がないから、早く来ないのだと言いました。本当に辛かったのを覚えています。これが1つ目の理由です。
【理由②】組織での行動に適応しきれないと気づく
社会に出ると今まで以上にルールを守ること、スケジュールを守ることが絶対となり、組織で同じ方向を向いて行動していくことが重要とされます。(特に銀行はそうなのかもしれません)
それは私も理解しています。営業としてどれだけ収益をあげても、上司に報告をしていない、活動記録を残していない、時間を守らない、そんな社員は信用できませんからね。
ただ私はそれができませんでした。ADHDの特徴の1つとしてマルチタスクが苦手というものがあると思っています。1つ1つの作業は覚えていてすることができても、同時に様々は作業をしていると混乱しミスをしてしまったり、作業を忘れてしまったりするんですね。特に私のやっている法人の営業ではひっきりなしに、お客様から依頼が来ますし、社内での事務作業や会議も非常に多いです。私は、それらが重なったとき、頭が真っ白になり処理をすることができませんでした。またやったつもりでも、忘れてしまったり、書類に誤りがあったりと怒られることも多かったです。私だけ異常にミスが多いと悩み始めたことが、自分がADHDではないかと疑った1つの理由です。
【理由③】成績はわるくなかった
学生までの評価は、学校での成績がほとんどでした。テストの点数がほぼ全てで、多少寝坊したりしても、成績のいい人はあまり怒られませんでした。社会に出ると評価の基準は大きく変わります。社会人としてのルールを守れていることは絶対として、営業なら収益を上げノルマ達成ができているのかが評価基準となります。資格をたくさんとっていても、営業成績がズタボロならあいつは頭はいいけど使えないという評価が下されます。
私は多少成績が良い方で、高校まではテストで常に学年で10番以内でしたし、大学でも単位は確りと取れていました。授業中はほとんど寝ていましたが、テスト直前にほぼ寝ずに勉強し点数をとっていました。
(この過集中も一応ADHDの特徴と言われているようです)
そのため、自分は少し優秀な人間だと思いながら生きていました。
社会に出て、テストの結果が役に立たなくなった時はじめて、「社会人」という生き方をするためには自分がどこかおかしいのではないかと思い始めたのです。これが3つ目の理由です。
少し暗い話になってしまってごめんなさい!
ああ、こんな人もいるんだなと参考にしていただければ幸いです、
正直ADHDは硬い組織は向いていないと思っています。特に私の勤めている銀行なんかは最も苦手とする職種ではないでしょうか。
それでも私はADHDにはADHDの強みがあると思っていますし、生き方次第では健全者以上の結果が出せると思っています。なぜ自分がこんな目に、もしADHDじゃなければ、なんて後ろ向いて生きたくないので、私は今の自分と向き合って確り結果を出して行きたいと思います。いずれそんな話も書きますので、更新遅めではありますが、読んでくださいね!