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発達障害の診断後に絶対にやってはいけない1つのこと【ADHD・ASD】

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発達障害の診断を受けた多くの人が気づかずにやってしまっていて、それでかつ絶対にやってはいけないことが1つあります。

具体的に診断後に何をしてはいけないのか、どのようにすべきなのかを、今回はお話します。

✔記事の内容 

 

1.【結論】診断に飲み込まれるな

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やってはいけないのは、診断に飲み込まれることです。

「診断に飲み込まれる」とは、障害の悪い特性だけに意識が向いてしまい、元来持っていたはずの自分の良いところを見失ってしまうことです。

「ADHDだから、時間が守れないんだ」、「ASDのせいで、空気を読めない行動を取ってしまう」などど、悪い特性のことばかりあなたが意識していると、その意識はあなただけでなく周囲の人にも伝染します。

そしてあなた本来の個性や人格がまでが、障害に乗っ取られてしまい、あなた自身も周囲の人も

 

あなた=発達障害者

 

としてしか認識をしなくなります。

 

診断を受けても、生きづらさはなくならないかもしれません。

もしかしたら診断を受ける前よりも、もっと辛い思いをすることもあるかもしれません。

でも、あなたの個性を、人格を絶対に失わないようにしてください。

そして、あなた本来の良いところをより高め、障害を上塗りしてしまいましょう。

 

2.【補足】あなたの最も尖った特徴が他人から見たあなたの全て

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歌手として世界的に大成功しているブリトニー・スピアーズさんは、10代でADHDの診断を受け、治療を行ってきたと公言しています。

でも、ブリトニー・スピアーズと聞いて、ADHDをイメージする人はほとんどいませんよね。

「歌手」とか、「歌姫」とか歌についてのイメージをすると思います。

ブリトニー・スピアーズさんの最も尖った特徴が歌だからです。

これは極端な例ですが、全ての人に当てはまります。

会社で考えても、人前ではきはき話して凄く印象の良い人が、資料作成とか他のことができてないのに、人事評価が良いなんてことありますよね。

これは、印象が良いという最も尖ったプラスの特徴が他のマイナス面をかき消してしまっているんです。

良い特徴も悪い特徴もひっくるめて、その中で最も尖っている特徴で周囲の人はあなたを認識しているのです。

これは発達障害にとって、チャンスであるとも言えると思っています。

あなたが個性を伸ばし、他人に負けないプラスの特徴を持ったとき、発達障害の持つ生きづらさは薄まるはずです。

ブリトニーさんみたいに世界規模じゃなくて、会社の部署で一番資料作成が上手とか、難易度の高い資格を持っているとか、自分の生きている範囲で尖ったプラスの特徴を発揮するだけで周囲の反応は大きく変わるでしょう。

 

正直、発達障害者は様々な能力がデコボコすぎて、オールマイティに活躍することは難しいと思っています。

でも、1つのことを極めることはできます。

これが発達障害者が生きづらさをなくすための、最良の方法であると考えています。

 

3.【補足】診断と向き合うことは大切

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診断に飲み込まれてはいけませんが、診断と向き合って診断結果を活かすことは非常に大切です。

診断を、あなたが得意なことと苦手なことと冷静に向き合うきっかけにしましょう。

先にお話ししたように、悪い特性を気にしすぎてはいけませんが、生きやすくするためには、何ができないかを知り対策を取る必要があるからです。

始めは、苦手なことを意識して起こさないようにするしかないかもしれませんが、長期的には苦手なことをしないでいい環境をつくるにはどうしたらよいかを考え、実践していくことが重要です。

苦手なことをやらずに、得意なことに特化する(又は1つのことに集中して得意にしてしまう)ことで、発達障害者は活躍できるようになります。

また適切な処方量での薬の使用は、朝動けない等の症状を軽減するための助けになりますので、活用していきましょう。

 

この記事を読んでいただき本当にありがとうございます。

正直、私も自分に言い聞かせながらこの記事を書いていて、全てができているわけでははありませんが、ブログも生きづらさを解消する1つの手段だと思い継続していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

共感いただいた方いらっしゃいましたら、一緒に頑張っていきましょう!

 

 

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