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【ネタばれ有:デス・プルーフinグラインドハウス】足フェチおじさんタランティーノによる、意味の無い会話と耐死仕様の車を楽しむ映画<63点>【映画感想】

映画感想記事です!

今回はデス・プルーフinグラインドハウス。

本作はクエンティンタランティーノとロバート・ロドリゲスという大物映画監督2人が、グラインドハウスで上映されていたっぽい映画を製作したうちの1本です。

 

ちなみにグラインドハウスとは、昔アメリカに多くあったB級映画を2、3本まとめて公開するミニシアターです。

 

ロバート・ロドリゲス監督作品のプラネットテラーは以前感想を書いていますので、今回はクエンティンタランティーノ監督のデス・プルーフの感想です。

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プラネットテラーはかなり面白かったので、こちらも期待大です。

 

amzonプライムビデオで鑑賞しました。

感想は思いっきりネタバレ有、映画鑑賞前提で書いていきますので、ご了承ください!

 

邦題:デス・プルーフ in グラインドハウス

時間:1時間53分

制作:2007年

ジャンル:アクション、(ホラー?)

監督:クエンティン・タランティーノ

出演:カート・ラッセル, ゾーイ・ベル, ロザリオ・ドーソン

 

 

✔本記事の内容

 

1.点数とあらすじ

 

1-1.点数

 

63点

 

 

尻軽女達の意味の無い素足描写と会話劇が、あまりにも長すぎて耐えられなかった、、

 

後半の逆襲展開は面白いので、上映時間を半分程度にしてくれれば全く違う評価になるかな・・・

 

この「意味の無い会話」はクエンティンタランティーノの得意とする演出なので、合う人にはめちゃくちゃ合う映画なのだと思いますが私には合いませんでした。

 

1-2.あらすじ、キャラクター

テキサス州オーステインの人気DJ、ジャングル・ジュリアは気の置けない仲間たちとバーへ繰り出し、女の子だけの会話に花を咲かせていた。そんな彼女たちをつけ回す、ドクロマークの不気味な車を駆る顔に傷のある謎の中年男、スタントマン・マイク。14ヵ月後、スタントウーマンのゾーイは、70年代型ダッジ・チャレンジャーに乗り込み、仲間たちとスタントライドを楽しむ計画を立てる。早速ボンネットに乗り、危険なスタントを始めるゾーイだが、やがて彼女たちを、あのスタントマン・マイクが新たな獲物に見定め襲いかかる…。

 (出典:アマゾンプライムビデオより引用)

 


デスプルーフ in グラインドハウス (字幕版)

 

キャラクター

スタントマン・マイク・マッケイ (カート・ラッセル)

:本作の主人公、元スタントマン、耐死仕様の車で女性を殺すのが趣味の変態、意外と

ビビりで可愛いところもある

【テキサス州オースティン】

アーリーン(ヴァネッサ・フェルリト)

:友人のジュリアのせいで、スタントマン・マイクにラップ・ダンスを踊ることになる

ジャングル・ジュリア・ルカイ(シドニー・ターミア・ポワチエ)

:地元で人気のラジオDJ、ラジオ放送でアーリーンを売るとんでもない子

シャナ・バナナ(ジョーダン・ラッド)

:ジュリアの親友、アーリーン、ジュリアと共にバーを訪れる

パム(ローズ・マッゴーワン)

:ジュリアの幼馴染み、スタントマン・マイクの車に乗せてもらい死ぬ

【テネシー州レバノン】

アバナシー(ロザリオ・ドーソン)

:メイク係、2人だけで車を借りて危険なスタントをしようとするゾーイとキムに仲間を置いていくのはあり得ないと説得し乗車、リーは置き去りにした

ゾーイ・ベル(ゾーイ・ベル)

:スタントウーマン(中の人も)で何と本人役で出演、めちゃくちゃ強い

キム(トレイシー・トムズ)

:スタントウーマン、ゾーイに対して常識人ぶっているがイカレテいる、まあまあ強い

リー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)

:女優のたまご、おバカな子、車試乗の際友人達に置いて行かれる 

 

2.【ネタばれ感想】

この映画展開自体は面白いんです!

ただ私が意味の無いシーンに耐えられなかっただけなんです。

2-1.2部構成は面白かった

本作は2部構成(1部テキサス州オースティン、テネシー州レバノン)になっていて、前半はスタントマン・マイクによるデス・プルーフ(耐死仕様)車を使った快楽殺人を描くサスペンスホラー、後半はさらに映画業界で働く女の子達をターゲットにしたスタントマン・マイクがまさかのかえりうちにされるアクション(コメディ?)、となっています。

 

この2部構成は非常に面白いつくりで、前半怖かったマイクが、後半泣きそうな顔でゾーイ達に追い回され挙句はぼこぼこに殴ったり蹴ったりされる様(さらに唐突なTHE ENDの表示)は正直結構笑いました。

 

2-2.あまりにも長い意味の無いシーン

全体の流れは面白かったのですが、私がこの映画を楽しめなかったのは、女の子達の無駄な素足描写と全く意味の無いバカな会話が長すぎたからです。

 

映画の8割はこの意味の無いシーンで構成されていると言っても過言ではありません。

B級映画あるあるのバカな尻軽女達の「ヤッタの?ヤラなかったの?」、「今夜はエッチはダメ」みたいな会話が1シーンで10分近く続くこともあります。

前半は本当に意識が飛びそうになりました。

 

これらの素足描写や無駄な会話は、元々クエンティンタランティーノ監督の得意とする演出で好きな人はめちゃくちゃ好きなようです。

 

他の映画感想を読んでいると、この演出が良かったと書いている方が結構いました、、

 

私が合わなかっただけなんでしょうね、、

 

2-3.【1部テキサス州オースティン】スタントマン・マイクによる最初のデス・プルーフ(耐死仕様)車殺人まで45分以上

スタントマン・マイクとバーで知り合ったパムは彼の車で送ってもらうことになり、その結果デス・プルーフ車で殺されてしまいます。

 

 

事故でも死なない耐死仕様になっているのは運転席だけで、助手席に乗っていたパムはマイクのめちゃくちゃな運転と急停止で顔面が粉砕され死んでしまうんですね・・

 

その後マイクは、バーで知り合ったアーリーン、ジュリア、シャナの車を追い、デス・プルーフ車で思いっきり衝突します。

 

衝突により、彼女達の身体はばらばらになり、全員即死してしまうのでした。

 

この1時間近くかけて描写した登場人物達がマイク以外全員死んでしまうという展開自体は、かなりスリリングで面白かったです。

上映時間が半分ほど残っていたので、この後どうなるんだろうというわくわくもありました。

 

ただしマイクが本性を現したパムの殺人まで、45分以上の時間があります。

そしてその45分のうち43分くらいは意味の無いシーンを観る必要があるんです。

 

タランティーノおじさん~、私には長すぎました、

 

2-4.【2部テネシー州レバノン】強すぎるゾーイ、次回 スタントマン・マイク 死す

テキサス州での殺人から14ヵ月後、テネシー州に舞台を移して第2部が始まります。

今度は映画業界の女の子4人に目を付けたスタントマン・マイクさん。

 

やっぱり長い意味の無い会話、そして謎の白黒での描写(途中でカラーになる)等で、またまた眠気が襲ってきてしまい、1部最後のわくわく感が薄れてきました・・・

 

女の子達の会話は前半程バカではないし車を借りる等若干意味はあるのですが、やっぱり長いです。

 

でも眠気を乗り越えた先の展開はかなり面白かったです。

 

借りた車で車のボンネットに乗り爆速で走り楽しむゾーイとキム(とアバナシー)を、スタントマン・マイクが狙います。

 

前半のように殺されてしまうだろうと観ていると、スタントマンだけあってか異常に強い彼女達、笑

 

スタントマン・マイクを返り討ちにするばかりか泣きそうになりながら逃げるマイクを爆速で追い回します。

鬼の形相で運転するキムと、終始「やれっ」とかとんでもない指示をするアバナシーにはめっちゃ笑いました。

 

この辺りはめちゃくちゃ面白かった、1部で異常に頑丈だったデス・プルーフ車がボロボロッになるご都合主義も結構好きでした。

 

そして追いつかれたあげく、殴られ蹴られぼこぼこにされるマイク、えげつない打撃音でしたので恐らく死んでしまったのではないでしょうか、、、

 

ゾーイの最後の回し蹴りで地面に倒れるスタントマン・マイク、女の子達は両手を挙げて喜びます。

それと同時に「THE END」の文字が表示され映画は終わります。

 

最後のテンポだけ異常に良すぎ!!

 

以上、デス・プルーフinグラインドハウスの感想でした。

 

 

心に余裕を持って意味の無いシーンを楽しめる人はとても気に入る可能性がある映画だと思います。

グラインドハウスシリーズのもう一作、プラネットテラーが個人的にかなり面白かったので期待値が上がっていたというのも、今回評価が低くなってしまった一因かもしれません、、

 

 

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